林業労働災害(死亡災害)速報一覧
伐倒作業中、かかり木を放置したまま伐倒作業を行い、かかり木を受けた枯損木が折れ、将棋倒しのようになったかかり木に激突された(推測)
災害発生日時等 | 2007年12月19日 |
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災害発生場所 | 北海道 |
被災者年齢等 | 64歳(男性) |
作業種別 | 伐倒(択伐) |
災害発生状況 | 被災者は単独で集材路作設のための伐採作業を行っていた。現場の状況から、被災者は伐採した時に生じたかかり木を処理せずに次々に移動して伐採を行っていたものと見られ、伐採が進むうちに1本のかかり木を受けていた枯損木が根元より折れ、そのかかり木が落下し、将棋倒しのように被災者が作業を行っていたほかのかかり木にあたり、このかかり木が被災者に激突したと推測される。被災者は、チェーンソーなどを持って約200mほど自力で歩行した後意識を失い倒れていたところを同僚に発見され、病院に収容され療養中であったが、1月14日に亡くなった。 |