林業労働災害(死亡災害)速報一覧

2026年発生分(2026年02月19日現在)

都道府県、林災防支部、地方駐在安全管理士からの報告を取りまとめたものです。
類似災害の発生を防止するために公表しているものです。
調査結果により、後日掲載内容の削除、内容の修正を行うことがあります。

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2005年

No. 県名 発生日 性別 年齢 経験年数 作業種別 災害の概要
福島県 2005年01月13日 男性 72歳 その他(マツクイムシ被害木処理) 被災者は同僚3名とマツクイムシ被害木の伐倒処理作業を行っていた。同僚がマツ(樹高18m、胸高直径28cm)の伐採を行ったところ、伐倒方向にいた被災者を直撃した。作業当初被災者は21m離れた別のマツの伐倒を行っていたが、何らかの理由で、被災位置まで移動したと思われ、伐倒手はそれに気付かなかった。
群馬県 2005年01月18日 男性 67歳 伐倒(間伐) 被災者は傾斜20度の斜面で、ヒノキの間伐を単独で実施していた。被災状況から推測すると、かかり木を放置したまま次の伐倒作業の準備あるいは次の伐倒作業を開始していて、外れたかかり木が被災者を直撃したものと考えられる。
広島県 2005年01月19日 男性 58歳 集材 造林地内の風倒木(ヒノキ、胸高直径48cm、長さ25m)を全幹の状態で林道まで引き上げるため、当該木にワイヤロープをかけ、途中にガイドブロックを入れて角度を変え林道上を走行するグラップル付きバックホーを移動させて地曳集材をしていた。被災者は同僚2名(バックホー運転手、玉掛け1名)と共に作業を行っており、ガイドブロックからのワイヤ取り外しを担当していた。被災時の目撃者はいないが、被災者はガイドブロックで曲げられたワイヤロープの内角で作業をしており、何らかの障害物に引っかかって曲げられた状態で強く引かれたロープが、障害物から外れた衝撃で反発し被災者の頚部に激突したと推測される。
秋田県 2005年01月26日 男性 52歳 伐倒(間伐) 被災者は、当日同僚4名とともにスギ90年生の間伐作業を行っていた。被災者は搬出路確保のための枝条整理を行うよう指示されていた。5本目の伐倒が終わったあと、先山の集積場所に行ってみると被災者が2本目の伐倒木の先端部分に直撃されたらしく倒れているのが発見された。スギの先端3mほどのところで折れており、伐倒木に直撃されたものと考えられる。
北海道 2005年01月28日 女性 64歳 造材 被災者は民有林の山土場において集材されてきた伐倒木の玉切りをしていた。この土場では、現場の責任者がグラップルで集材されてきた伐倒木を2箇所の玉切り場所に振り分けていた。被災者はグラップルの稼動範囲である玉切りされた材のはい積み付近でチェーンソーの給油を行っていたところ、後退してきたグラップルに轢かれた。玉切り場所からはい積みの場所までは約15mほど離れている。
茨城県 2005年02月01日 男性 62歳 伐倒 雑木林の伐倒作業中、伐倒木がかかり木となったため、その処理を行っていたところ、かかり木の処理を行っていた作業員とは別の被災者の頭に激突した。
秋田県 2005年02月03日 男性 61歳 伐倒 被災者は同僚5名とともにスギ・広葉樹の混交林において伐出作業を行っており、被災者は一人で広葉樹の伐木造材を担当していた。終業時間になっても被災者が現れないため同僚が見に行ったところ倒れている被災者を発見した。被災者が倒そうとしていたナラの立木(胸高直径18cm、樹高20m)が、受け口の反対方向に倒れたと考えられ、その時隣接木のクリ(胸高直径16cm、樹高20m)へ当たり、根元から2,3mのところで折れ、被災者に激突したと推定される。
大分県 2005年02月09日 男性 53歳 伐倒 同僚の男性と2人で搬出用の作業路の伐開のためスギを伐採していたところ、同僚の伐倒した木が被災者に激突した。
岡山県 2005年02月09日 男性 54歳 車両集材 被災者は同僚4名とともに風倒木の処理を行っていた。斜面(傾斜47度から54度)最上部の伐倒した風倒木の元にワイヤーロープをかけ、斜面下のドラグショベルに取り付けたウインチで引き下ろしたところ、木が斜面を滑り落ち、斜面中ほどにあった切り株に木の元部がひっかかり、木の先端が横に振れ、少し離れたところにいて、ドラグショベルに取り付けたウインチのワイヤーロープを斜面上に引き上げていた林内作業車の運転をしていた被災者に木の先端が激突した。(死亡は翌日2月10日)
北海道 2005年02月10日 男性 60歳 車両集材 被災者は間伐作業において、作業道から5m下の沢にある伐倒木をグラップルで引き上げる作業で、荷掛けを担当していた。しばらくして、同僚が沢に倒れている被災者を発見した。目撃者がいないため、原因は不明であるが、作業道の端を歩行中、沢に転落したものと思われる。作業道の端は枝条等が堆積し、その上に雪が積もり足場が不安定であった。また、作業道から沢への斜面は40度の勾配であった。
北海道 2005年02月11日 男性 48歳 伐倒 被災者は、胸高直径22cm、樹高25cmのカラマツの伐倒を行ったところかかり木となった。かかり木を外すため、かかられた木(カラマツ、胸高直径38cm、樹高28m)を伐倒したところ、かかっていた木が倒れてきて頭部に激突した。
大分県 2005年02月12日 男性 67歳 伐倒 被災者は伐倒作業を、同僚4人は枝払い、玉切り作業を行っていた。伐採現場は急斜面で斜面の下方から上に向って伐採を行っていた。斜面上方の木(胸高直径30cm、樹高15m)を伐採したところかかり木となったため、かかられた木に登り、かかった木の先端をチェーンソーで切り落としてかかり木を外した後、木から降りようとして、高さ4mのところから落下した。
岡山県 2005年02月15日 男性 50歳 造林 被災者は、保安林整備事業において、林内作業車を用いて苗木の運搬、材木の運搬を行っていた。作業道(幅員1.7m)を上っている時、運転の操作を誤り、転落したものと思われる。被災者が発見された時林内作業車の下で横向きに倒れており、頭の下には岩があった。
石川県 2005年02月18日 男性 62歳 伐倒(間伐) 被災者を含め作業班員7名で伐採作業をしていた。伐倒者がスギ立木(樹高19m、胸高直径30cm)を伐倒しようとして、被災者に合図を送った。被災者はチェーンソーを止め移動したので伐倒したところ、被災者に伐倒木が激突した。
茨城県 2005年02月22日 男性 70歳 伐倒 被災者は同僚3人と伐倒・集材作業に従事していた。被災者が立木(イヌザクラ、直径50cm、樹高約16m)を伐倒したところ、伐倒方向が変わり、退避しようとして転倒した被災者に覆いかぶさった。
愛知県 2005年02月22日 男性 68歳 伐倒(間伐) 被災者は、一人でスギ・ヒノキ40年生、傾斜約40度の林分で間伐作業を行っていた。帰りの時間になっても帰宅しないため捜索したところ、伐倒木(ヒノキ、胸高直径22.5cm、長さ19.5m)の下で倒れてすでに死亡している被災者を発見した。現場では被災者の斜面上方1.9mに受け口が切りかけとなっているヒノキ(直径27.5cm)があり、その根元に燃料が切れたチェーンソーがあった。かかり木を処理するため、かかられた木の伐倒作業中にかかっていた木が倒れ被災者に激突したものと思われる。
島根県 2005年03月09日 男性 71歳 伐倒 同僚一人とともに造林予定地での地拵え作業を行っていた。同僚とは尾根をはさんで離れたところで作業を行っていた。現場は45度~50度の滑りやすい急傾斜であった。クヌギ(根元径31cm、樹高20m)を伐採したところかかり木となり、これをはずそうと元玉切りを行ったが、外れないので木を抱きかかえてはずそうとして、足を滑らし、木の下敷きとなったものと思われる
香川県 2005年03月25日 男性 61歳 その他(建機移動) 作業歩道を作設、補修するためにバックホウを自走で搬入していた。現場までは傾斜25度程度で軟弱な地質であったため、バックホウのバケットの爪にワイヤロープ(直径20mm)をかけ、斜面上の伐根にワイヤロープの他端を巻きつけ、アーム、ブームの伸縮で登坂していた。約5mを進み3回目の時にバケットの爪からワイヤロープがはずれ、バックホウは転落し、運転していた被災者が運転席より投げ出され左足がバックホウの下敷きとなった。
北海道 2005年04月04日 男性 55歳 造材 被災者は皆伐現場の土場で伐倒木の枝払い作業を行っていた。この場所から約10m離れたところで、グラップル(ドラグショベルにグラップルを装着)を用いて伐倒木の運搬を行っていたが、グラップルが伐倒木(シラカバ、胸高直径27cm、長さ15.8m)を一本掴み、旋回したところ、このシラカバが被災者の頭部に激突した。
北海道 2005年04月16日 男性 76歳 伐倒 被災者は、民有林皆伐現場でカラマツ(胸高直径25cm、樹高21m)を伐倒したところ、5.15m離れた所にあったクルミ(胸高直径26cm、樹高19m)にかかり木となった。かかり木をはずすためかかられたクルミを伐倒したところ、かかったカラマツの重量により、クルミが地上2.7mの所から裂け、被災者の胸部を直撃した。
北海道 2005年04月20日 男性 70歳 伐倒 被災者は皆伐現場で、採用予定者と2名で現場に入り、採用予定者にチェーンソーを用い伐木作業の方法等を指導していた。その後採用予定者が伐倒を行い、被災者は約19m離れた所で伐倒作業を行っていた。採用予定者が胸高直径27cm、樹高22.3mのカラマツを伐倒したところ、伐倒方向が狂い、被災者の頭部に激突した。
大阪府 2005年04月27日 男性 47歳 伐倒(皆伐) ダム建設予定地の支障木の伐採、集材作業を行っていた。被災者A(死亡)は伐採木を木寄せしていたところ伐根等に妨げられて動かなくなったので、障害物の取り除きを行っていた。被災者B(軽傷)は近くで伐採を行っていたが、受け口を切り、追口を切る途中で伐採を中断し、被災者Aの手伝いに行き、障害となった木の玉切りをしていた。そのとき強風により伐倒を中断していた木が突然の強風にあおられ、2名が作業していたところに倒れ掛かり、被災者Aは頭部を強打された。
宮崎県 2005年04月29日 女性 72歳 木寄せ 被災者は同僚(夫)と二人で風倒木が混在した40年生スギ人工林で間伐作業を行っていた。被災者は傾斜24度の斜面で、伐採した材を林内作業車に積み込むためウインチを操作し、ワイヤーロープで近くのスギ丸太(長さ4m、径級12cm)を引き寄せたところ、丸太が林内作業車に当たった反動で林内作業車が横転し、丸太および緊張したワイヤーロープと地面との間に胸部を挟まれ被災したものと推定される。
鹿児島県 2005年05月12日 男性 50歳 伐倒(間伐) 現場は国有林の立木処分現場で、いつもは被災者は同僚4人とともに作業をしていたが、被災時には伐倒作業(間伐)を他の作業者とはなれたところで行っていた。同僚が発見したときにはすでに倒れており、被災状況を見ていたものはいないが、ヒノキ(径24cm、樹高17m)を伐倒したところかかり木となり、これを処理するためあびせ倒しを行ったが、かかり木が外れず、さらに重ねてあびせ倒しを行ったがやはり倒れなかったので、かかられた木の伐倒を行い、その時にかかり木が被災者の頭上に倒れてきたものと推測される。
静岡県 2005年05月20日 男性 61歳 架線集材 機械集材作業中に架線が断線し、その修復のためグラップルを用いてワイヤーを手繰り寄せ、切れた箇所を繋げる作業を行った。この作業が終了したところで、グラップルのオペレータが戻って運転席に座ったときに、腰袋が操作レバーに当たって、ブームが降下する側に入っていたのに気づかず、安全レバーを解除したところ、ブームが下がり、その直下にいた被災者にグラップル部分が激突した。
岡山県 2005年05月24日 男性 23歳 集材(風倒木処理) 被災者は台風被害木の処理を行っていた。斜面に下向きに倒れている台風被害木の根元を鋸断し、2本1束と1本1束にしてその先端部分におのおのスリングをかけ、ウインチ付きグラップルを用いて道に引きおろしていたところ、1本1束(ヒノキ、径22cm)の方が途中で根倒れしていた倒木の根元に引っかかり、材の根元が浮いて大きく振れたために、退避していた被災者に激突した。(その後療養中であったが、6月2日に死亡した)
山梨県 2005年05月25日 男性 76歳 伐倒(間伐) 被災当時、被災者は伐採を行っており、同僚2人は搬出・運搬を行っていた。作業終了時になっても被災者が戻ってこないので、同僚が伐採現場に行ってみると倒れてきた木に激突され、頭部を抱えて倒れている被災者を発見した。現場検証によれば、被災者はかかり木の浴びせ倒しをしていたものと考えられる。
石川県 2005年06月04日 男性 75歳 伐倒(択伐) 被災者は同僚3人と伐採作業を行っていた。スギ(胸高直径40cm、樹高21m)を伐採したところかかり木となった。チルホールを使用して外そうとしたが外れないため、かかられた木を伐倒しようとして受け口を切り終えたとき、かかった木が突然落下し被災者に激突した。
広島県 2005年06月17日 男性 72歳 架線架設 事業主が臨時作業員を雇い機械集材装置の架設を行っていた。当日は、集材機の引込索(6mm)を利用して、エンドレス索(9mm)を引き回す作業を行っていた。引込索とエンドレス索は蛇口をポリロープで結合していた。事業主が集材機を運転してエンドレス索を引き込んでいたところ、元柱から20~30mのガイドブロックを結合部が通過する時、ポリロープが切れると共に元柱として設置していた人工支柱が集材機側に倒れ、側にいた臨時作業員を直撃した。集材機を運転していた事業主も衝撃で頭部を負傷した。結合に用いたポリロープの強度が低く、人口支柱の控索が不十分(無いに等しい)であった。
北海道 2005年06月21日 男性 65歳 伐倒(間伐) 被災者はカラマツの伐倒作業を行っていたが、チェーンソーの音が聞こえなくなったため、同僚が現場に行ったところ、カラマツ(胸高直径24cm、樹高23.6m)の下敷きになった被災者を発見した。被災者はカラマツを伐倒したところ隣接した胸高直径28cm、樹高20mのカラマツにかかり木となったため、これをはずすため、かかられた木を伐倒しようとして、受け口、追い口を切ったところで、かかった木が落下してきて、下敷きになった。
岡山県 2005年06月30日 男性 61歳 造林(地拵え) 伐採した風倒木の段積みをグラップルで行っていた。グラップルのゆっくりした旋回が停止しないことに気付いた同僚が運転席に近づいてみたところ、グラップルでつかんでいた丸太により前胸部を強打した運転手がぐったりしているのを発見した。
岐阜県 2005年07月11日 男性 45歳 造林作業(下刈) 被災者は同僚と2人で下刈り作業を行っていた。作業中に斜面(傾斜約40度)を滑落したらしく、滑落した際に刈払機の刈刃で左膝の後ろを切創し、出血多量で倒れているところを発見された。発見したときにはすでに意識が無かった。刈払機は肩掛け両手ハンドル式であったが、ブレーキ装置はついていなかった。
山口県 2005年08月09日 男性 76歳 架線集材 同僚と3人でアカマツ天然林の架線集材作業を行っており、被災者は集材機運転を担当していた。末口径8.5cm、長さ8.5mと末口径8cm、長さ6.5mのアカマツを集材し、土場に荷が来たときに荷を吊っていた「はやかけフック」(ビーフック、ねずみフック)が外れ、8.5mのアカマツが落下して集材機運転中の被災者に激突した。主索直下から集材機までの距離は7.5mであった。(死亡は翌日8月10日)
宮崎県 2005年08月17日 男性 67歳 架線集材 被災者は家族3名でスギ46年生の伐採と集材架線による搬出を行っていた。当日被災者は先山で荷かけ作業を担当していたが、被災者から無線により「巻き上げ」の合図はあったが、その後「ストップ」の合図が無く、問いかけにも応答が無かったため、現場に行ったところ倒れている被災者を発見した。荷かけした3本のスギが何らかの原因で落下し頭部に当たったものと推定される。
北海道 2005年08月26日 男性 52歳 造林(地拵え) 被災者は地拵え作業の支障となるダケカンバの伐倒作業を行っていた。被災者が休憩時間になっても戻らないため、現場を探したところ、伐倒木の下敷きになった被災者を発見した。被災者は、伐倒した木が枝で支えられ不安定になっているのを安定させるためその支え枝を切ったところ、伐倒木が転倒し胸部を挟まれたものと推測される。
福岡県 2005年08月26日 男性 49歳 伐倒(択伐) 被災者は台風災害復旧のため所有者から委託を受けた森林組合の臨時雇用として働いていた。被災者は伐倒された材の枝払い、玉切り作業を行っていたところ、同僚が伐倒したスギ(径33cm、長さ28m)が伐倒方向が40度~50度変わったため近くにいた被災者に激突した。
沖縄県 2005年08月29日 男性 31歳 その他(枯木の伐倒搬出) 米軍基地内の枯れたリュウキュウマツを4名の作業員とともに伐倒、玉切り、集積を行い、積載型トラッククレーンの荷台に積み込む作業を行っていた。被災者はトラックの脇でクレーンの操作を行っており、責任者は荷台で荷はずしを行っていた。被災者がクレーンのアームを移動させている時、地上約7mの高さにあった電線に接近し、被災者が感電した。なお、電線には13,800Ⅴの電圧がかかっていた。
鳥取県 2005年09月02日 男性 64歳 下刈 被災者は同僚3名と共に傾斜約30度の山林で刈払機による下刈作業を分かれて行っていた。午後4時半に作業を終了して作業道に集合する約束であったが、被災者が来ないため付近一帯を探したが見つからず、警察に連絡し、警察署員と一緒に作業地内や周辺を捜索したところ、刈払機が立てかけてあった地点から12mほど離れた沢(作業区域外、幅1m、水深5cm)で倒れて死亡している被災者を発見した。検視の結果溺死と判定され、被災者が何らかの用事(水を飲むなど)で立ち入り被災したものと推定される。
宮崎県 2005年09月12日 男性 54歳 伐倒(択伐) 被災者は同僚2人と40年生スギの伐倒作業を行っていた。傾斜のほとんど無い林地で、同僚がスギ立木(胸高直径28cm、樹高25m)を伐倒したところ、予定していた方向と約90度ずれた方向に倒れ、約16m離れたところで作業をしていた被災者に激突した。(死亡は9月14日)
北海道 2005年09月16日 男性 66歳 伐倒(間伐) 被災者は同僚4名と共にストローブマツの間伐作業を行っていた。作業終了時間になっても、被災者が来ないため、同僚が探したところ伐倒木付近のハンノキの下敷きになっているのが発見された。被災者は伐倒木の枝払いを行っていたが、ストローブマツにかかり木となっていたハンノキ(樹高17.9m、胸高直径30cm)が突然外れ落下して被災者の背後に激突し、伐根に胸を強打したものと考えられる。
北海道 2005年09月30日 男性 63歳 伐倒(受光伐) 被災者は同僚7名と共に伐採作業を行っていた。作業を終えて作業員が集まったとき被災者がいないので探したところ、伐倒木(エゾマツ)の付近で倒れている被災者を発見した。現場の状況から、被災者がエゾマツ(胸高直径60.8cm、樹高26.5m)を伐倒したとき、伐倒方向が約50度変わり、伐倒木の付近にあった枯損木(著しく腐食した胸高直径40cm、樹高10.5mのナラ)に当り、その衝撃でこの枯損木が倒れ頭部に激突したものと推定される。
三重県 2005年10月21日 男性 70歳 架線集材 60~80年生のスギ人工林の択伐木を集材機で林道下方から林道横の山元土場に集材していた。被災者は伐採木の荷掛けをするため、林道から斜面下へ移動していたとき、林道下4m程のところで、林道端にあった転石(60~70cm)が転落してきて被災者を直撃した。
鹿児島県 2005年10月28日 男性 19歳 伐倒 同僚3人とともに、スギの皆伐作業を行っていた。作業手順は伐採した後ミニグラップルのウインチで集材を行っていた。被災者は、同僚が伐倒し切り株に当たって中ほどから折れた伐倒木の梢端部分の枝払いを行っていた。同僚は根元部分の玉切りを終え、次の木(根元径50cm、高さ25m)の伐倒を行おうとしていた。同僚は伐倒する前に合図の笛を吹き、被災者がミニバックホウの陰に隠れたのを見て伐倒を行った。被災者は、早く枝払いを終えようと伐倒の終了を確認せず移動したらしく、移動した被災者に伐倒木が激突した。
青森県 2005年10月30日 男性 67歳 伐倒(皆伐) 同僚と二人で離れたところでチェーンソーによるスギの伐倒作業を行っていたところ、伐倒木(胸高直径約40cm、樹高20m)の伐倒方向が狂い、下敷きとなった。受け口の深さと追い口の高さが不完全であったため、クサビを一個使用しても倒れにくい状況にあり、受け口をさらに深くし、追い口を切り進んだところ、伐倒方向が狂い、退避する前に伐倒木が倒れてきたものと思われる。
秋田県 2005年11月22日 男性 72歳 伐倒(皆伐) 同僚3名と共に4名でスギとカラマツの伐採・搬出を行っていた。被災者が枝払い作業を行っていたところ、同僚の伐倒したスギ(胸高直径20cm、樹高25m)が予定した伐倒方向から約30度ずれて倒れた模様で、被災者に激突した。
静岡県 2005年12月19日 男性 69歳 架線集材 被災者は架線集材作業で玉掛けを行っていた。被災者からの巻上げの合図(インターフォン)で集材機運転者が材(根元径25cm、長さ12m)の巻上げを行い、土場へ搬出した後、搬器を先山に戻して待機していたが、被災者からの次の材の巻上げの合図がないので不審に思い現場に行ったところ、被災者が倒れていた。目撃者がいないため推測であるが、集材中の材が伐根か岩に当り予測外の動きをして被災者に激突したものと思われる。(死亡は翌日12月20日)
北海道 2005年12月21日 男性 61歳 伐倒(択伐) 被災者が、サクラ(胸高直径26cm、樹高20m)を伐倒したところ、このサクラから2.5mのところにあったヤナギ(胸高直径17cm、樹高15m)が同時に倒れ、被災者の頭部に激突した。このヤナギはサクラと枝が絡んでおり、また、ヤナギの根は著しく腐っており、サクラを伐倒したとき引き倒されたものである。

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