林業労働災害(死亡災害)速報一覧
2026年発生分(2026年02月19日現在)
都道府県、林災防支部、地方駐在安全管理士からの報告を取りまとめたものです。
類似災害の発生を防止するために公表しているものです。
調査結果により、後日掲載内容の削除、内容の修正を行うことがあります。
2006年
| No. | 県名 | 発生日 | 性別 | 年齢 | 経験年数 | 作業種別 | 災害の概要 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 茨城県 | 2006年01月06日 | 男性 | 59歳 | 伐倒(間伐) | 被災者は同僚2人とスギの間伐作業を行っていた。被災者は急傾斜地(約40度)で樹齢50年(胸高直径30cm、長さ17m)のスギを伐倒したところ、何らかの理由で伐倒木が跳ね上がり、その勢いで左胸部に伐倒木が激突したと推測される。 | ||
| 奈良県 | 2006年01月16日 | 男性 | 55歳 | 伐倒(間伐) | 被災者は同僚と2人で間伐作業を実行中、伐倒した支障木がかかり木となり、これを外すために隣接の間伐木(胸高直径36cm、樹高20m)によりあびせ倒しを行ったが、この間伐木もかかり木となったため、この木にロープをかけ、斜め上方の立木にガイドブロックを入れて小型ウインチで引きながら根株のつるを切り進めたところ、元口が横にずれ間伐木の下敷きになった。 | ||
| 大分県 | 2006年01月22日 | 男性 | 68歳、67歳、62歳 | その他(現場へ移動中の災害) | 被災者ら3名は、ワゴン車で造林事業所に向っていた。緩やかな左カーブで中央線を越えて道路右側の歩道に突っ込み道路標識柱(直径30cmの鉄柱)に激突した。運転手と同乗していた2名とも頭や胸を強く打ち、運ばれた病院で死亡した。当日現場は氷点下2.3度で、道路も凍結していた模様であった。 | ||
| 静岡県 | 2006年01月28日 | 男性 | 65歳 | 架線架設撤去 | 被災者は同僚と2人で架線の架設を行っていた。元柱の控え索を高所に取り付けるため、グラップルの先端に被災者が乗ってシャックルを取り付けた後、グラップルの運転手に合図して、運転手がアームを下げようとしたとき、被災者がグラップルから転落した。 | ||
| 長野県 | 2006年02月17日 | 男性 | 77歳 | 伐倒(間伐) | 被災者は同僚2人と共にカラマツの伐倒作業を行っていた。2人の同僚がカラマツ(樹高29m、伐根直径28cm)をくさびを用いチェーンソーで伐倒していたところ、倒れる瞬間に強風が吹き、伐倒方向が90度変わり、離れた場所で伐倒を行っていた被災者に激突した。 | ||
| 和歌山県 | 2006年02月22日 | 男性 | 70歳 | 伐倒(皆伐) | 被災者は同僚とともに伐倒作業を行っていた。近くで作業をしていた同僚が木が倒れた後も被災者から合図が無いので、確認に行ったところ、伐倒した木の根株から約9mの小川に倒れている被災者を発見した。被災者の伐倒した木は胸高直径約38cmで、伐根には「つる」が無く、伐根から高さ190cmの「やり」(心抜け)があり、伐倒した木は幹の下から3.7m裂けていた。被災者は伐倒木に激突され、河原に転落したものと思われる。 | ||
| 愛媛県 | 2006年02月24日 | 男性 | 63歳 | 伐倒(間伐) | 被災者を含め5名でスギ、ヒノキ人工林(約30年生)の除間伐作業をそれぞれ単独で行っていた。被災者は傾斜地(約30度)でエノキ(直径20cm、樹高20m)を伐倒したところかかり木となり、元玉切りを行ったところ、予想外の方向に倒れ、その時に倒れる木の枝が被災者の保安帽のあご紐に引っかかり、引っ張られて転倒して伐倒木の下敷きになったと推測される。被災者が倒れているのを同僚が発見して病院に運んだが、窒息死と確認された。 | ||
| 三重県 | 2006年03月02日 | 男性 | 64歳 | 伐倒(間伐) | 1人作業のため推測となるが、間伐の作業中、かかり木となったスギ立木(径30cm、樹高24m)をはずそうとして、投げ倒しを行ったとき、その投げ倒しをした木が別の立木にかかり、その処理をしているときに最初のかかり木が落下して被災者に激突したと思われる。 | ||
| 福井県 | 2006年03月06日 | 男性 | 42歳 | 伐倒(松くい虫被害木処理) | 被災者は同僚2名とともに松くい虫被害木処理の作業を行っていた。3人は分かれて作業を行っており、下山予定になっても戻ってこないため付近を捜索したところ、木の下敷きになった被災者を発見した。被災者が伐倒した木(直径40cm、樹高25m)が、他の木にかかり木となり、かかった木の元玉切りをしている時に、さらに別にかかっていた木(直径30cm、樹高10m)が倒れてきて直撃したと思われる。 | ||
| 長野県 | 2006年03月07日 | 男性 | 63歳 | 伐倒(択伐) | カラマツ(高さ約21m、伐根直径38cm)を伐倒するとき、カラマツに付けた繊維ロープを被災者ら5人で引っ張っていた。倒れてくる伐倒木から退避するとき、被災者が足を滑らせて転び、その時にあごを打ったことにより、動脈が切れた。 | ||
| 山梨県 | 2006年03月08日 | 男性 | 45歳 | 伐倒(松くい虫被害木処理) | 被災者は同僚3名とともに松くい虫被害木の処理作業中であった。被災者は伐倒木をけん引するためチルホールを固定する台付けロープを伐根に巻きつけていたところ、突然吹いた強風により、5~6m上方にあった枯損木(直径20cm、樹高約15m)が根元から倒れ被災者を直撃した。 | ||
| 青森県 | 2006年03月09日 | 女性 | 67歳 | 伐倒(皆伐) | 当日、2人の同僚がおのおの伐倒とグラップル(集材)の運転を担当し、被災者は枝払い作業を担当していた。被災者が枝払い作業を行っていたとき、伐倒手が伐倒をした木(直径55cm、樹高25m)の伐倒方向が約30度変化し被災者に激突した。 | ||
| 愛知県 | 2006年03月11日 | 男性 | 77歳 | 伐倒(間伐) | 被災者はスギ林(傾斜約55度)で同僚2人と間伐作業を行っていた。同僚と分かれて作業をしていたが、作業終了時刻になっても、集合場所に現れないため、同僚が助けを呼び付近を深夜まで捜索しても見つからなかった。翌朝、再度捜索を行ったところ、作業現場から斜面下へ50m行ったところに倒れている被災者を発見した。チェーンソーは現場に置かれており、斜面にヘルメット・クサビなどが散らばっており、何らかの原因で斜面を滑落したものと思われる。 | ||
| 島根県 | 2006年03月18日 | 男性 | 34歳 | 集材(架線) | 被災者は同僚と共にスギの集材作業を行っていた。被災者は集材架線(2段集材、スパン1000m)の中間地点で荷のかけ替えを一人で行っていた。被災者から材が絡まったとの無線連絡があり集材機の運転を止まっている時、再度被災者からケガをしたとの連絡が入り、班長が現場に駆けつけたところ、うずくまっている被災者を発見した。現場には材をかけ替えるため10本程度の材が積まれており、材の1本(長さ10m・末口直径30cm)が何らかの原因で被災者の胸に激突したものと推測される。 | ||
| 佐賀県 | 2006年03月23日 | 男性 | 44歳 | 伐倒(間伐) | 被災者は同僚5名と共に間伐現場で雑作業をしていた。同僚Aが伐倒を行ったスギ(径30cm、高さ25m)が風により傾き、チェーンソーを挟み込んでしまったので、同僚Bがこの伐倒木の高さ3mの位置にロープを結び、Aと同僚Cが伐倒木を押し、被災者と同僚Bがロープを引っ張って伐倒を行ったところ、倒れてきた伐倒木が退避中の被災者に激突した。 | ||
| 宮崎県 | 2006年04月01日 | 男性 | 58歳 | 伐倒(皆伐) | 被災者は砂防工事の支障木を伐採するため約60度の急斜面で作業を行っていた。傾いて立っていたシイ(伐根径約36cm、樹高15m)をチェーンソーで伐倒したところ根元から約4mほど裂けて跳ね上がりながら倒れた。その時に裂けた木に跳ねられ5.9m下の河原に転落して被災したものと考えられる。 | ||
| 山形県 | 2006年04月18日 | 男性 | 43歳 | 木寄せ | 被災者は午前中に作設された作業道で、グラップルにより集材作業を行っていた。伐採した雑木を5本位(長さ12~20m、元口径10~30cm)をグラップルでつかんで旋回しようとしたか、あるいは持ち上げようとした時に、車体のバランスを崩して転倒し、キャビンから投げ出されて機械の下敷きとなった。目撃者はおらず、現場を離れていて戻ってきた同僚が被災に気付いた。 | ||
| 宮崎県 | 2006年04月28日 | 男性 | 57歳 | 伐倒(択伐) | 被災者は送電線に接触するおそれのあるスギを伐倒する作業で、伐倒時に伐倒木が送電線に接触しないか監視する仕事を行っていた。監視作業を行っているとき、何らかの原因でバランスを失って傾斜30度から40度の斜面を約25m滑落し、谷底に積まれていたスギの玉切り材に激突した。 | ||
| 宮崎県 | 2006年05月02日 | 男性 | 75歳 | 伐倒 | 被災者はほぼ平坦な現場でスギの伐倒を行っていた。スギ立木(胸高直径42cm、樹高約22m)をクサビを用いて伐倒したところ、すでに倒していた木の上に倒れ、跳ね上がって根元部分が被災者に落ちてきて下敷きになった思われる。近くで作業をしていた事業主がチェーンソーの音が聞こえないので不審に思い現場に行き被災者を発見した。 | ||
| 秋田県 | 2006年05月09日 | 男性 | 70歳 | 伐倒(間伐) | 被災者は同僚2名とスギの間伐作業を行っていた。被災者はスギ(胸高直径40cm、樹高33m)を山側(斜度30度)に倒したところ、先に伐倒して横たわっていた別の伐倒木にあたり、被災者の方向へ元口側が跳ね上がり、地面と伐倒木の間に挟まれた。被災者が昼休みに戻ってこないので、同僚が現場に探しに行き発見した。 | ||
| 兵庫県 | 2006年06月05日 | 男性 | 38歳 | その他(運材) | 被災者は風倒木の輸送を行っていた。林道端に集積された材を運搬するため、被災者が4tトラックを運転し、下山途中の幅員4mの林道の緩い左カーブをなんらかの理由で曲がりきれずそのまま右路肩より20m下の谷側のスギ林に転落した。 | ||
| 山口県 | 2006年06月19日 | 男性 | 54歳 | その他(チップ生産) | 被災者は同僚2人と共に、木材破砕機(コマツBR300S-2チッパー)を用いて木材の破砕作業を行っていた。被災者はバックホーで木材を破砕機に投入する作業を行っていたが、午前中の作業終了後、破砕機を作動したまま1人で点検・後片付けをしていた。その時、何らかの理由で破砕機の投入口に上がり、足を滑らせて破砕カッターのある所に転落したものと推定される。 | ||
| 岩手県 | 2006年06月24日 | 男性 | 47歳 | その他(車両修理) | 被災者は当日1人で現場に出かけ、クローラ式キャリアダンプ(木材搬出に利用)の修理を行っていた模様である。現場でキャリアダンプの荷台を上げ、クローラの上に乗り修理を行っていたところ、荷台が下りてきて荷台部分と車体部分に挟まれた。当日は木材搬出は行っておらず、現場に来た運搬業者が荷台に挟まれた被災者を発見した。現場では油圧ホースがはずれ、オイルが漏れていた。 | ||
| 富山県 | 2006年06月27日 | 男性 | 69歳 | 造材 | 被災者は他の作業員2名と共に伐採後の枝払い、片付け作業を行っていた。道路わきに仮置きされた伐採木の枝を払ったところ、伐採木が崩れてきてその下敷きとなった。 | ||
| 鳥取県 | 2006年06月27日 | 男性 | 64歳 | 伐倒(間伐) | 被災者は間伐材搬出用の作業道を開設するため、その支障木の伐倒、玉切り、集積を行っていた。当日は3名で緩やかな斜面の谷筋の両側に山割りをして伐倒作業を行っていた。向かって右方向で伐倒を行っていた作業者Aの伐倒した木(径40cm・樹高24m)が、被災者に激突した。作業者Aは、上方の離れたところで伐倒している被災者を確認していたが、伐倒時には被災者が下方に向かって梢端部の枝払いを行っており、作業者Aに近づいていたが立木等の陰になって作業者Aからは被災者の位置を確認できなかった。また、伐倒時に予定した方向から30度~40度傾斜上方向にずれて倒れた。 | ||
| 岩手県 | 2006年07月04日 | 男性 | 64歳 | 伐倒(皆伐) | 被災者は同僚と2人でチェーンソーによる広葉樹の伐採作業を行っていた。ナラ立木(樹高15m・胸高直径20cm)を伐倒したところ、この木に寄りかかっていたと思われるナラ風倒木(根株付き樹高約 15m・胸高直径 24cm)が落下してきたので、その下をくぐって退避しようとしたが間に合わず、落下した木の下敷きとなった。 | ||
| 福島県 | 2006年07月10日 | 男性 | 65歳 | 架線集材 | 被災者は同僚2人と集材作業を行っており、2名が山頂で集材機の運転操作を、被災者が斜面下方で荷かけ作業を行っていた。作業中に無線が途絶えたため、同僚が荷かけ場所に向ったところ、被災者が倒れているのが発見された。集材木が被災者の胸部に激突したと考えられる。 | ||
| 北海道 | 2006年07月13日 | 男性 | 53歳 | 伐倒(皆伐) | 被災者は同僚5名と共に伐倒作業を行っていた。14時ごろ、休憩時間になっても被災者が来ないため、同僚が探したところ、伐倒木(ゴヨウマツ、胸高直径19cm、樹高13m)の側で倒れている被災者を発見した。現場の状況からゴヨウマツを伐採したとき、枝等の棒状のもの(特定されていない)が飛来し、頭部に突き刺さったものと考えられる。 | ||
| 福岡県 | 2006年07月22日 | 男性 | 72歳 | その他(林道補修) | 被災者はドラグショベルを運転して、林道の補修工事を行っていた。被災者は事業所の担当者から、地図で工事箇所を指示され、当日も一人で作業を行っており、近所の人の通報で被災の2日後に発見された。推定によると、被災日の午前中に被災者はドラグショベル(バックホウ、6.4トン)を運転し林道を移動中路肩が崩れ、ドラグショベルと共に18mほど落下し、ブームの下敷きになったものと思われる。 | ||
| 岩手県 | 2006年07月24日 | 男性 | 77歳 | 伐倒(皆伐) | 被災者は同僚4名と広葉樹の伐採作業を行っていた。ミズキ(胸高直径35cm・長さ18m)を伐採したところ、このミズキに斜面上部からかかり木となっていた別の木の梢端部が、被災者に落下し激突したため斜面を転落したものと推定される。被災者が見えなくなったため、近くにいた同僚が来たところ、被災者は伐倒木から約10mほど離れたところに倒れていた。 | ||
| 青森県 | 2006年07月25日 | 男性 | 65歳 | 伐倒(択伐) | 被災者は同僚6名とともにヒバの伐倒作業を行っていた。離れて作業を行っていた同僚が、立木が倒れる音がした後、被災者からの笛の合図が無く、チェーンソーのエンジン音がしたままであるので、被災者を探しに行ったところ、伐倒木の根元付近で倒れている被災者を発見した。現場の状況から、ヒバ(径84cm・樹高18.7m)の伐倒中にチェーンソーが挟まれ、それを外そうとしてクサビを打ったところ、ツルが片側にしかなかったこと、追口が水平でなかったことから、伐倒方向が90度変わり隣接する立木に伐倒木が当たって、根元から跳ね上がり被災者に激突したものと思われる。 | ||
| 高知県 | 2006年07月26日 | 男性 | 55歳 | その他(踏査) | 被災者は作業道の延長計画のため同僚と現地の踏査を行っていた。正午前に予定の踏査を終え、別れて移動した。被災者の到着が余りに遅いため、探しに戻った同僚は別れた地点から150mほど歩道を進んだところに倒れている被災者を発見した。被災者はその時点では意識不明の状態であったが、救急隊員が到着した時には心肺停止の状態であった。死亡原因は熱中症であった。 | ||
| 北海道 | 2006年08月03日 | 男性 | 73歳 | 伐倒(間伐) | 被災者は同僚8名とともに間伐作業を行っていた。ミズキ(胸高直径23.8cm・樹高15.5m)を伐倒したところ、伐倒方向が65度右にずれ、トドマツ(胸高直径44.5cm・樹高20m)にかかり木となった。被災者はこれを外そうとしてかかられていた木(トドマツ)を伐倒したところ、かかっていた木(ミズキ)が落下し激突された。 | ||
| 愛媛県 | 2006年08月03日 | 男性 | 67歳 | 伐倒(皆伐) | 被災者は同僚2名と、やや平坦な林地でスギ、ヒノキの皆伐作業を行っていた。隣接する敷地内に伐採木が入らないように林内作業車のワイヤロープで立木をけん引して伐採を行っていた。被災時には、作業ペースを上げるため2本同時にけん引する方法を取っていた。1本目の立木のワイヤロープに1巻きして、2本目の立木に末端を固定しワイヤロープを緊張した。1本目の立木の受け口、追い口を切った後、2本目の立木の受け口を一本目の立木の側に入れてから、追い口を切っていたところ1本目の立木が動き(追い口が深く入りつるが効いていない状況)、この元口が外れた。このとき1本目の立木には高い位置でワイヤロープが緊張して巻かれていたため、ワイヤーロープに吊り下げられた状態となり、緩やかに回転しつつ元口が被災者の方向に跳ね上がり、激突した。 | ||
| 静岡県 | 2006年08月20日 | 男性 | 63歳 | 伐倒(択伐) | 被災者は伐木作業(クレーンによる吊り切り作業)において、玉掛用ロープを立木の高い位置に取り付け、クレーンのフックに連結するため、立木にはしご(1本はしご長さ4m位)で登り、さらにはしごの最上段から立木に乗り移って2mほど登ったところで、体勢をくずし、約13m下の法面に墜落し、全身を強打した。安全帯は支持する場所が無く使用できなかった。(死亡は8月22日) | ||
| 北海道 | 2006年08月23日 | 男性 | 41歳 | 造林(下刈) | 被災者は同僚4名とともに刈払機を使用して保安林内の下刈作業を行っていた。午後3時ごろ同僚が足から血を流して倒れている被災者を発見し病院に搬送した。現認者がいないため詳細は不明であるが、前日の降雨のため滑りやすくなっていたため、滑って転倒し、回転中の鋸刃で右足大腿部の裏側を切創したものと推定される。 | ||
| 鹿児島県 | 2006年08月25日 | 男性 | 57歳 | 伐倒(間伐) | 被災者は同僚7名と共に間伐作業を実施していた。被災者がハチに刺されたと叫んだため、班長が駆けつけ、同僚を呼び被災者の介護を行ったが、意識が戻らず、携帯電話で救急車の出動を要請しようとしたが、圏外でかからず、通じる場所まで移動して人工呼吸をするなどしながら救急車を待ち、病院まで搬送したが、病院で死亡が確認された。被災者は過去にハチに刺されたことがある。 | ||
| 秋田県 | 2006年09月01日 | 男性 | 67歳 | 造林(下刈) | 被災者は同僚6名とともにスギと広葉樹の混交林の伐出作業を行っていた。被災者は広葉樹の伐倒作業を行っていた。被災者のチェーンソーの音が聞こえないため、同僚が現場に行ったところ、倒れた木(サクラ、胸高直径30cm・高さ17m)の下敷きになって倒れていた。被災者はクリ立木(胸高直径30cm・高さ17m)を伐採しようとしていた模様で、ツルがらみになっていたサクラが一緒に倒れ下敷きになったものと思われる。ツルは下の方は切ってあったが、上部では接続していた。 | ||
| 岐阜県 | 2006年09月08日 | 男性 | 68歳 | 伐倒(間伐) | 被災者は同僚7人と共に保育間伐作業を行っていた。同僚とは別れて伐採を行っていたが、帰る時間になっても戻らないため、同僚が探しに行ったところ、スギ伐倒木(直径32cm・樹高20m)の下敷きになっている被災者を発見した。単独作業であったため目撃者はいないが、現場の状況から伐倒した木がかかり木となり、かかられた木を伐倒したところまたかかり木となった。2番目に伐倒したかかり木を処理していたところ、1番目にかかり木となった木が落下し下敷きになったと推測される。 | ||
| 奈良県 | 2006年09月16日 | 男性 | 59歳 | 伐倒(皆伐) | 4人で作業班を組み、傾斜30度の斜面で40年~65年生のスギの伐倒作業を、伐倒方向を斜面上部に向けて行っていた。伐倒方向を規制するロープを引っ張る役割の被災者が、退避場所に退避しようとしていたとき足を滑らせ転倒したところに伐倒木が倒れかかり胸部を強打した。ロープの長さは6~7m程度であった。 | ||
| 北海道 | 2006年09月17日 | 男性 | 61歳 | 造林(地拵え) | 被災者は地拵作業で、レーキドーザーを運転し枝等のボサを集める作業を行っていた。傾斜41度の斜面で、レーキドーザーを停車し、レーキドーザーから降りて、同僚と2名でドーザーの前のボサを集めた後、再びレーキドーザーに乗ろうとして、履帯に乗ったとき、突然レーキドーザーが逸走し、履帯に轢かれた。レーキドーザーは斜面を43mほど逸走し平坦地で止まった。なお、レーキドーザーのエンジンはかけたままであった。 | ||
| 和歌山県 | 2006年09月30日 | 男性 | 38歳 | 架線集材 | 同僚3人と集材架線(エンドレスタイラー式)による集材作業を行っていた。被災者は先山での荷かけを担当していた。ヒノキ2本の巻上げを始めたが、集材木が根株に引っかかったため、いったん巻上げ中止の合図があり、調整の上再度巻上げを開始したところ荷上索が切断し、その反動で引戻索が跳ね返り、引戻索の側にいた被災者を跳ね飛ばし、被災者は約40m下に転落した。 | ||
| 北海道 | 2006年10月04日 | 男性 | 66歳 | 造林(除伐) | 被災者は民有林において他の作業員から離れ単独で除間伐のための笹刈り作業を行っていた。同僚作業員が倒れている被災者を発見し、直ちに病院に運んだが、死亡が確認された。発見当時現場では複数のオオスズメバチが飛んでおり、被災者の血液中の抗体検査等を行った結果蜂毒によるアナフィラキシーショックによる死亡と推定される。 | ||
| 岩手県 | 2006年10月04日 | 男性 | 56歳 | 伐倒(皆伐) | 当日被災者は伐倒作業の指導監視業務を行っていた。伐倒作業者が樹高23m、胸高直径46cmのタモを伐倒したところ、その場所から15.5m離れた所にあったカラマツ(樹高23m・胸高直径24cm)が突然倒れてきて、被災者の頭部に激突した。当日は風も無く、このカラマツはかかり木でも、つる絡み、枝絡み木でもなかった。このカラマツは湿地に多少傾いて立っており、根倒れしてきたところから、腐朽していたと思われる。 | ||
| 徳島県 | 2006年10月10日 | 男性 | 56歳 | 伐倒(間伐) | 被災者は同僚と二人でスギ40年生人工林の間伐作業を行っていた。被災者から約80m離れた位置で玉切り作業中であった同僚が、被災者の叫び声を聞いて現場に駆けつけたところ、伐倒木の下敷きになった被災者を発見した。目撃者がいないため推測であるが、被災者はかかり木(伐根径22cm、全長20m)の斜め下方で元玉切りによりこのかかり木を処理をしようとしていて、切断部が地面に付くと同時に梢端部が被災者の方向に倒れてきて、それを避けきれず下敷きになったものと思われる。 | ||
| 山口県 | 2006年10月18日 | 男性 | 74歳 | 伐倒 | 被災者は同僚と2人で傾斜約30度の斜面でスギ・ヒノキ(約50年生)の伐倒作業をチェーンソーを用いて行っていた。2人は離れて作業を行っていた。被災者がスギ(根元直径48cm・樹高約30m)を伐倒したところ、隣のヒノキにかかり木となり、さらにかかられたヒノキを伐倒しかけたがこれも別のヒノキにかかり木となった。この3本目のヒノキを伐倒しようとしたところ、初めにかかり木となったスギが倒れてきて被災者に激突したものと推測される。 | ||
| 長野県 | 2006年10月23日 | 男性 | 58歳 | 伐倒(間伐) | 被災者は間伐作業を実施していた。現場は傾斜23~37度の斜面で、サクラ(高さ約20m、胸高直径37cm)を谷側に伐倒するため、追口を入れていた最中に追口側の部分から縦に裂けて倒れ、伐倒木の下敷きとなった。 | ||
| 京都府 | 2006年11月01日 | 男性 | 69歳 | 架線集材(荷はずし) | 被災者は、同僚7人と共に、ヒノキ80年生の伐採木を3本の架線を用いて3段集材を行っていた。被災者は下方土場で採寸を行っていた。その日の初めての集材木(ヒノキ80年生、材長20m、直径30cmおよび36cmの2本)の下敷きになった模様。現在のところ詳細は不明。 | ||
| 北海道 | 2006年11月03日 | 男性 | 66歳 | 伐倒(風倒木処理) | 被災者は同僚6人と共に風倒木の処理作業を行っていた。被災者が作業終了時になっても集合場所に現れないため同僚が探したところ、伐倒木の下敷きになっている被災者を発見した。被災者がカラマツ(胸高直径33cm・樹高25m)を伐倒したところ付近にあった別のカラマツ(胸高直径34cm・樹高27m)にかかり木になったため、これを外そうとしてかかられた木を伐倒したところ、かかり木が落下して下敷きになったと思われる。 | ||
| 三重県 | 2006年11月09日 | 男性 | 41歳 | 車両集材 | 被災者は同僚2人と列状間伐の伐出作業を行っていた。被災者はフォワーダを運転して、伐採現場から土場まで約800mを往復し、材を運搬していた。同僚の1人がフォワーダが戻ってくるのが遅いのを不審に思い、徒歩で土場の方面に伐採現場から約300m戻ったところで横転しているフォワーダの下敷きになった被災者を発見した。横転したときは木材約3.5m3を積載して走行中で、操作を誤って約2m下の谷に転落し横転、その際に運転席側が法面側に倒れ掛かり運転席と法面にある根の間に腹部を挟まれたと推測される。 | ||
| 兵庫県 | 2006年12月01日 | 男性 | 71歳 | 伐倒(風倒木処理) | 被災者は林齢50年のスギ・ヒノキ人工林の風倒木処理作業を行っていた。目撃者はいないが、傾斜30度の林地で下方にヒノキ(胸高直径18cm・樹高15m)が、斜距離で1.8m離れた斜め上方にスギ(胸高直径20cm・樹高15m)が樹幹を接して立っており、スギは谷側に大きく傾いていたと推測される。被災者は、下方のヒノキを下方向に伐倒し、斜め上方のスギの方へ退避しようとしたが、このスギは根が緩んで支持力が不足していたものと見られ、ヒノキにやや遅れて下方に倒れ、被災者の腰部にこのスギが激突した。 | ||
| 長野県 | 2006年12月03日 | 男性 | 65歳 | 架線集材 | 運材索道を用いて集材作業を行っていた。被災者は斜面の中腹で材のかけ替え作業を行っており、運搬中の材に激突されたものと思われる。索道は、傾斜度約30度の斜面で支間斜距離約450mであった。材の自重で荷を降下させる簡易なもので、主索の緊張をトラックを移動することで行っていた。 | ||
| 静岡県 | 2006年12月12日 | 男性 | 68歳 | 架線架設撤去 | 素材生産業現場で架線集材装置の修理中に、元柱にしていた立木に登り、搬器にワイヤを付け足す作業を行っていたところ、足を滑らせ木から落下した。同僚と2人で作業を行っていたが、墜落の瞬間、同僚は枝の片づけをしていたため、目撃していないため、墜落の状況は推測。 | ||
| 山形県 | 2006年12月15日 | 男性 | 58歳 | 伐倒(皆伐) | 被災者は同僚と二人で、広葉樹の伐倒、集材作業を行っていた。被災者がつるがらみした元口径15cmの立木をチェーンソーで鋸断したとき切断面が跳ね上がり腹部を強打した。このとき斜面を1mほど滑り落ちるのを同僚が目撃した。(死亡は12月26日) | ||
| 岡山県 | 2006年12月24日 | 男性 | 50歳 | 伐倒(風倒木処理) | 被災者は風倒木の伐採作業を行っていた時に、何らかの原因で伐倒木の下敷きになったものと思われる。当日は同僚と離れて作業をしており、午後3時に作業を終了して、下山途中に他の作業員が被災者を発見した。 |